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資料館では雛段飾りが披露され、梅鑑賞と桃の節句が同時にできました。スタッフの方が丁寧に対応して下さり、梅の開花はもう少し先でしたが、満足しました。
記紀万葉の時代の五條・巨勢地域の詳細を調べていると、ネット上でも古い資料が少なくこちらにお邪魔することになりました。映像シアターのブースでは「賀名生行宮物語り」が五條市賀名生の成り立ちや武士・皇室との関わりを詳しく解説してくれる。少し工夫を凝らした演出も斬新でimpressiveでした。
以前、八木新宮特急バスからの車窓から見たことがあり、非常に行きたいと以前から思っていたが、予想以上に素晴らしい趣きであった。京の都から止むなく遷って来られた後醍醐天皇や後村上天皇の仮の皇居が置かれた地として南朝の拠点地となった歴史がビデオによるナレーションを含めて詳しく紹介されている。至近の堀家住宅は前記の南朝の仮皇居だった建屋で、今はレストランになっている(※営業日に注意されたい)が、学習院大学に在学当時の秋篠宮殿下が訪問された折に堀家住宅前で当時の当主だった堀栄三氏(故人、元大本営参謀・旧西吉野村長)がご進講する様子の写真も歴史民俗資料館内に飾られていた。近くには、幻の国鉄五新線の未完の高架橋脚も見える。