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資料には湯原の大庄屋、進家より寄進された”きつねの嫁入り図屏風”六曲一双がある。昭和46年4月15日に町指定。裃、帯刀のきつねが花嫁の乗り物を衷心に行列を組んでいる。筆者は倉敷出身の四條派岡本豊彦。本紙は3.0mと1.29m、本紙の外は本金箔、縁は紺地金襴で表装し椽は黒漆塗り。見てみたい。
化生寺は曹洞宗のお寺です。本堂と思われる建物は、新しい感じがしました。殺生石をお祀りしているエリアに、大きな木彫りのキツネを置いていました。そこに置くのが妥当かどうか、よく考えたほうがよろしいかと思います。2018年10月訪問。
玄翁が開山した化生寺境内に、殺生石の石塚がある。鳥羽上皇が寵愛した伝説の女性で妖狐の化身である玉藻前が、正体を見破られ逃げた後、この地で討伐され石となり、その後、至徳2年(1385年)に玄翁和尚によって打ち砕かれ、そのかけらが全国3ヶ所の高田と呼ばれる地に飛散したらしい。