元禄6〜7年(1693〜4)頃に行われたと推測される田原用水の延伸工事で、小野田川の上を交差して通水するために津田永忠によって設置された掛樋(かけひ:水路橋)です。方形の柱状石材を組み合わせて築かれており、水路橋部分の大きさは長さ約13m、幅約3m、深さ約1m。国内ではもちろん最大規模の石造水路橋で、現在は移築して保存されています。 田原用水は、和気町田原上の吉井川に設けられた田原井堰を水口に、旧熊山町釣井を通って岡山市瀬戸の砂川に至る総延長約20km、灌漑総面積600haに及ぶ幹線用水です。その余水は砂川を経由して沖新田(1918ha)の灌漑用水としても用いられました。 延宝7年(1679)...
観光
学生や大人も楽しめる遊び場
他の観光地・観光スポットを探す
口コミ・評判
この観光地・観光スポットをシェアする
観光地・観光スポット概要
この観光地・観光スポットの情報を追加・編集する