全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
室町時代に大内弘世の孫・教弘が、大内氏館の北側に造営した別館。そこには立派な築山があったので「築山館」という。その豪華さは京の建物に劣らず、築山と池の景色はことに優れていたという。幕末、萩藩が萩城から山口に藩庁を移したとき、館の石垣を運びさった。跡地には八坂神社・築山神社が建ち、館を囲う土塁が一部残る。
ちょうどこのマップのマーク部に城跡碑と説明板がある。明瞭にわかる遺構としては築山神社北西にある土塁ぐらいか。しかしその土塁はなかなか立派であった。それ以外特に目を引くモノはない。ただただ歴史をゆっくり感じようゼ、っていう静かな厳かなエリアである、と厳しく断定する。