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鉱山の坑道入り口に立つと中から涼しい風が、坑道なので中は暗くて下は濡れています。ヘルメット着用で入ります、係りの方が丁寧に説明して頂けるので、当時の様子や機械について良くわかりました。地元の小学生の社会見学に使われているそうです、弘道の中には当時使われていた機械やトロッコが置いてあります。年中一定の温度なので「今日は10度」ワインやお酒などの貯蔵庫にもなっていました。1円電車にも乗りました。
日曜日は予約なしで見学できる。受付けはあけのべ自然学校にて。1時間ごとの回に申し込みをして、開始時間になったらガイドさんと一緒に入口まで自分の車で移動。めちゃめちゃ見応えのある鉱山跡でした。
平日であったためか、我々夫婦だけであったためか、予定時間をオーバーして構内の説明をしていただきました。普段、あちこちの鍾乳洞や鉱山観光施設でも専属の説明者が就くところは中々ないですよ
かつて日本一の産出量を誇った鉱山が三菱マテリアルと自治体の保全で、今もそのまま残されてます。見学では中に入ることができ、14度の気温の中、機械の説明や当時の暮らしぶりなど、とても興味深いことを聞かせてもらいました。今では取り壊されて面影はありませんが、団地がたくさん山の斜面に建っていたこと、テニスコートや映画館などもいち早くあり、高価だったテレビが各家庭にあったことなど、坑夫は身体を張って働く分、お給料もよかったことなど、色々な話をききました。エレベーターも鳥籠のようなエレベーターなのに、超高速で地下の階層の深くまで行けたようです。ちなみに14℃の気温は最初は寒いので、できれば上着は持って行ったほうがいいですが、なくても最後の方には半袖でも慣れる程度でした。
日本でも数少ない当時のまま保存されている鉱山跡です。鉱山跡の博物館は日本でも数多くありますが、ここはガイドさんのツアーに同行しないと危険な為入れません。