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近隣の東大寺、興福寺、春日大社に比べれば知名度においてはるかに劣る元興寺の、そのまた元の子院となれば訪れる人も多くはありません。本堂は国宝ですが、東大寺大仏殿、興福寺五重塔のような壮麗さはなく、有態に言えば地味です。
河島英五さんのお墓参りに来ました。たくさんお墓があるので見つけるのが大変でしたが、お寺の方に場所を教えて頂きました。念願がかなって嬉しいです。ならまちの中のお寺で、とてもよく整備されています。
世界遺産 元興寺のそばに小ぢんまりとした落ち着きを持った御寺さん、十輪院が在ります。十輪院は鎌倉時代の本堂(国宝)を始め、重要文化財も有る古刹ですす。
ならまち、住宅街の中のお寺ですが、本堂の石仏龕は圧巻です。ご本尊・地蔵菩薩がまずあり、そこから厨子となる龕(がん)が造られたとのこと。ペンライトで指し示していただきながらの解説はわかりやすく、奥深く。あまたある胎内物の展示も必見です。
十輪院は創建の経緯ははっきりしないが、もとは元興寺の子院であった。鎌倉時代建立の本堂(国宝)、同時代の南門(重文)、覆堂内の石仏龕(重文)など貴重な文化財が多い。開基は弘法大師の書道の師といわれる朝野魚養(あさののなかい)とされ、彼の筆になる大般若経がかつては宝蔵に収められていた。この宝蔵(重文)は明治時代に東京国立博物館に移築されて、現在に至る。十輪院のある奈良町は古い町並みがよく残り、奈良に行った際には朝の散歩コースにしている。
南都十輪院、真言宗醍醐派、近くにある元興寺の末寺とも言われた時代もあり、「しとみど」が印象的な本堂は国宝鎌倉時代の造り、境内入り口をくぐる「南門」も鎌倉時代、四脚門で小振りな造りだが正統派な印象があります。境内はとてもスッキリと掃除が行き届き気持ちがいいです。本堂を正面にすると、美しく古さを感じない邸宅のようです。本尊は珍しい地蔵菩薩さま、本堂内陣の裏に有名な石仏龕があります。木造の厨子が多い中、石の厨子はとても珍しく、本尊の脇左に釈迦如来と右に弥勒菩薩が見られ、共に優しい笑