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海会寺は7世紀後半の創建で出土する軒丸瓦は百済大寺や四天王寺の瓦と同笵の文様瓦が出土しているのは中央政権と深い繋がりを明示している。位置的に河内国(後、和泉国)日根郡は紀伊に通じる南海道の重要地点であった。樫井川と新家川の合流点近くの丘陵地に建てられている。現在の海岸線は遠くなっているが海から塔、伽藍など良く見えたはずである。古代の駅(うまや)が置かれていた事もあり古代有力氏族の拠点だったと思われる。発掘調査も順次行われ塔跡や集落跡の整備などが行われ歴史の勉強になる文化遺産である。