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志賀直哉の唯一の長編小説である「暗夜行路」を執筆した書斎(離れみたいなもの)だそうです。こんなところで書いていたのか?と思うようなところでした。(六畳一間、トイレ付)ここへ来るまで、志賀直哉が我孫子に住んでいいたとは知りませんでしたが、こんなせまい所でもんもんとしながら、三角関係のどろどろした私小説を書いていたんだなぁと、思いをはせながら、暑い日差しをよけて木陰で涼んでしまいました。我孫子市内には他にも武者小路実篤やバーナードリーチなど多くの著名な文化人が住んでいたそうです。書斎だけでなく邸宅も残っていたら良かったのですが。
ABIKO ART Walk 2022 開催中に行ってみました。この期間は武内カズノリさんの作品と津野元子さんの作品が展示されていました。志賀直哉邸はありませんが 書斎が再建されたそうです。
「軍国主義」や「左翼デモクラシー」等の政治思想の影響を廃し、自由主義・人権主義を核とした純粋な文学を追求しようとした「白樺派」の重鎮、志賀直哉の邸宅があった場所です。