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斗蔵山の山頂にある斗蔵寺観音堂は、大同2年(807)に坂上田村麻呂が建立し千手観音を安置したと言い伝えられており、同年、弘法大師がこの地を訪れた際に、「紫雲天になびき 奥州無二の霊地なり」と賛美したと言われております。
神仏習合の名残をとどめる寺で、境内の一番奥に質素な神社があります。神社向かって左の小さな祠の中に猫神様がおわします。暗くて分かりづらいですが、じっくり覗いてみてください(もちろんきちんと拝んでから)。ご住職にお話を聞くことができ、昔養蚕が盛んだった頃の信仰の名残とのこと。養蚕が盛んな土地では、蚕の天敵・鼠を退治してくれる猫神様が祭られていますね。また、お寺の本堂は一度復元しようとしたそうですが、総漆塗りだった(往時の崇敬の篤さがしのばれます!)ことが判明し、完全復元は断念。似た色になさったとのこと。お寺と地域の歴史に関わる興味深いお話が聞けました。
野鳥の森に行ったところ、上にお寺が有る事を案内板で知り登り始めましたが、なかなかの登り坂で休みながら頂上へ、立派なお寺が有り、奥に進むと神社も有りました。
宮城県角田市斗蔵山の山頂にあります。本道から入ると、ヘアピンカーブの連続です。路面は落葉が多いので、バイク転倒注意です。斗蔵神社も同じ所にあります。駐車場(砂利)より、ハイキングコースの用な道を450㍍ほど登ります。かなり急勾配です。社務所には、元県職員のおじさんがいます。御朱印をいただけますし、御守、御札、おみくじもあります。コーラ系の自販機もありますので、登った疲れも癒せます。