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東京23区内では江戸城に次ぐ名城だと思います。ここに砦を立てている点に、太田道灌のセンスの鋭さを感じます。遠くを見渡せる高台、北の荒川。条件が揃っています。中世の北関東の勢力に対して、最終防衛線を張るとしたらここしかないです。
現在は石段上は曹洞宗の寺院になっているが、室町時代中頃には城があり、遺構も僅かながら残っている。一説には江戸城を建てた太田道灌が築いたとされているが、確証はない。
駅反対口の図書館には赤羽に関する研究資料があるので見に行き、ここも訪れた。調べたのは台地で大宮大地から赤羽台地までを調べると交通の歴史も見えてくる。因みに太田道灌説はあくまでも説なので資料にもそう書いてある。境内は狭いが東京というのを忘れる場所。急坂は東京の特徴ですね。
かつて太田道灌が築城したとも言われる稲付城跡。江戸城と岩槻城の中継するための山城とのことだが、今も東京駅と大宮を経由して岩槻を結ぶのが京浜東北線でここ赤羽を通っていることを考えると、室町時代から人の流れ、交通の流れが変わっていないのだなあ、、、、と思え、なかなか感慨深い。(この城跡は京浜東北線赤羽駅の本当にすぐ近くにある)
赤羽駅から徒歩3分ほど。旧に小高い丘が現れ、そこは戦国時代に稲付城と呼ばれる砦があった場所とされています。賑やかな赤羽の街からは想像もつかないほど、静かな境内です。