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以前伺った際は、閉門前で観覧出来ず2度目の訪問です。落ち着いた佇まいで、派手さはありませんが、お庭の様子が素敵です。ボランティアガイドの方が付いて下さり、南宗寺と家康の繋がりや不思議なお話を丁寧に解説頂けました。季節毎のお花や木々の移り変わりを愉しむためお庭を訪れるのも良いかもです。
大阪の陣で、徳川家康が後藤又兵衛に討たれ、その後は影武者だったという伝説の基になる、家康のお墓がある。庭や枯山水など、いろいろ見所はあるが、境内内は写真撮影禁止でアップできないのが残念。
拝観するとガイドさんが付き、解説してもらえる。堺随一の寺院でもあろうが、このガイドさんも引き出しが多く、大坂夏の陣で家康が落命して、ここに葬られたとの伝説、そして昭和になってここに家康の墓を建てた松下幸之助と水戸徳川家家老の三木家との縁が松下電器単独スポンサーのドラマ『水戸黄門』に結実する話しなど盛りだくさんである。他にも御典医半井家の切支丹燈籠、天下人三好長慶とその一族の、しかし小さな墓、古田織部作庭の名勝庭園、狩野派の八方睨みの龍の図の天井など見どころは多い。