赤城神社《公式ホームページ》清らかな頂きから流れる水は、生物に命を与え、田畑の稔りをもたらす。また、勇壮なる山なみは力強さを、四季折々の景色は優しさと美しさを表し、その山容と景観、神秘的なたたずまいは、仰ぎ見る人々の心を捉えてきました。関東平野の北端に位置する赤城山は、古来、神住む山として崇められ、また、山自体も神格化され人々の守護神として信仰されてきたのです。その御神威は全国にも広がり、万葉集・日本後紀・三代実録・続日本紀・神道集にも記され、延喜式には名神大社に列せられる格式を持つ神社で、朝廷、幕府の尊崇も深厚でした。赤城神社の主祭神・「赤城大明神」の一所(御神体)とされる、頂の湖「大沼」。その源である湧水「御神水」は、「一掬千金の水」とされ、幕府の特別な保護の下にあり、かつて「大沼」の本地仏に千手観音が祀られ、赤城神社には千面以上の銅鏡が奉納されております。赤城山は、幾多の伝説・文学に名を残し、心の山として群馬県を代表する山であり、その懐深く鎮まる赤城神社は、上古の山岳信仰と祭祀を現在に伝える神社です。
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