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府内城の西丸の北に、廊下橋が復元・復興されています。この廊下橋は山里丸と西丸をつなげており、山里丸は往時は藩主の隠居所で北東と北西の隅には二重櫓が護りを固めていましたが、現在は、櫓台を残し、松栄神社(旧藩主家・大給松平氏の氏神)が鎮座してます。因みに西丸は藩の世子など藩主の家族の居所だったようです。なお府内城にはこのほか、大手門南と三の丸、本丸と東丸の間と合計3箇所に廊下橋があったとされています。
廊下橋は、1995年度(平成7年度)に大分市発足30周年記念事業として行われた府内城再発見事業によって、復元されました。西丸と山里丸とを結ぶ渡り廊下で、意匠は、大手門前に架かっていた廊下橋を元にしています。