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入場料300円。難攻不落の城の呼び声の通り、上り坂がかなりしんどい。建物は残っていないが高い石垣は見応えがある。また、荒城の月のモデルと思えばなお、感慨深い。
岡城は岡藩主中川氏によって築かれた近世の山城。国指定史跡で日本100名城にも選ばれています。明治維新後に建造物はすべて破却されたために、主な遺構は石垣だけですが、この石垣が古城の風格たっぷりで素晴らしい。山城だけに近代の建物が一切建てられなかったのが幸いして、保存状態は比較的良好です。少年時代を竹田で過ごした滝廉太郎の「荒城の月」の有力なモデル候補にもなっていますが、これには諸説あります。確かに「荒城」のイメージだけなら、この城は他の候補を圧倒していますね(能登七尾城もよいが有力候補とは言えない)。
滝廉太郎の「荒城の月」のモデルになった城で有名だが、江戸期の岡藩3万石の城としてだけではなく、戦国時代には九州をほぼ制圧しかかっていた薩摩島津氏の主力軍の猛将島津義弘・新納忠元らの猛攻を撃退した難攻不落の城としても有名。入城料は有料で山城の中ではよく整備されている点はあるが、やはり難攻不落の要塞としての面を実感する勾配や全面舗装ではないため雨天・荒天時はその人にあった天候対策をお勧めしたい。城・歴史好きならお勧めのスポット。