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昭和50年代に伝統工法で建てられた御殿です。昔の水回り(風呂、トイレ、台所など)も、細かく作っており当時の暮らしを学ぶのには、とてもいいと思います。ただ、史実に基づいた江戸時代の建物の復元ではないので、解釈に注意が必要です。
飫肥城は、城内に9つの曲輪(くるわ)を配した平山城で、松尾の丸はその内の一つでした。現在の松尾の丸の屋敷は、昭和54年に樹齢100年以上の杉を使い、新たに江戸時代初期の身分の高い武家屋敷を想定して建築されたもの。建築の際には多くの市民が寄付を行い、瓦の裏には寄進者の氏名が銘記してあります。想像以上に広くて、当時の台所が再現されていたり湯殿は総桧造りの蒸し風呂(現代でいうサウナ)もあり、説明書きが詳しく書かれていました。